大会名 : 八景島スカイコンサート(カナダ)
地 域 : 神奈川県横浜市八景島
開催日 : 11月4日(土)
打上数 : 3000発前後
煙火業者: カナダ・パフォーマンス パイロテクニック アソシエイツ社
テーマ : SWING横浜八景島シーパラダイスのスカイコンサート「世界の花火グランプリ」、今日は3回目です。 今回のカナダの業者は、海外の花火コンクールで数々の賞を取っている「パフォーマンス パイロテクニック アソシエイツ社」です。前評判が良いので、とっても期待しています。 テーマは、「SWING」。30年代のの代表曲で、踊りたくなる様子。 色の使い方とデザインに注目して見てくださいとのこと。アクアやライム色など多彩な色を使い、上下左右に飛び交うとのこと。 使う玉は、イタリア・北アメリカ・中国・日本の玉だそうです。北アメリカと言うのは、カナダも含まれるのかな? 楽曲と詳しい解説は、丸玉屋のHPをご覧下さい。 丸玉屋さんの協力を得まして、事前に打上玉の写真を一部写させていただきました。 玉数が多そうですが、どうでしょうか?棒の上に付いている花火は、回転して風車のような動きをします。
今回もS席一番手前に沢山の花火友達が陣取っています。 姉夫婦や用事があって上京していた母も誘いました。 風は、観客席に向かって右手前で、ちょっと強い風。今回の開催国にはちょいと不利かな? 例によって船に乗船。名前を呼ばれた時に一礼し、Vサインをしました。(リクエストだったもので・・。;p) 風があるので、ちょっと船は揺れました。 僕らの船の位置は、筒の場所と観客席の場所の間くらいでかなり近いのですが、今回の風向きは僕らの方に 思いっきり花火カスが降ってきます。ほんとうす目で見ないと、目にカスが入ってきてしまう状況でした。 うす目にするとクロスフィルターのように見え、ちょっと花火が違って見えます。 また、連続で打ち上げるので、多少煙が残って、色がぼけた花火となる時がありました。 この様な競技会は、出来るだけ同じ条件で行いたいものですが、自然が相手なので仕方がないですね。
さて、花火ですが、色は多彩でした。 赤・ライム・オレンジ・紫・黄色・・・など、色を混ぜないで統一感のある色使い。僕は大好きです。 各国の玉を上手に組み合わせて使っていますね。数カ所、違う色が飛び出ていた所があり、残念でしたが・・。 曲は僕にはよくわからなかったので、踊ると言うところまではいかなかったかな? 音楽とのシンクロも、スペインに比べるといまいちでした。 でも、スペインよりも大きなたまを多く使っていたので、迫力がありました。 最近よく見かけます、白梅?もここで使われてます。それも豪華版の金に点滅するものです。 ピンクや緑もありました。 飛遊星やトラが多かった気がします。中盤には、風車が回りだし、柳も流れました。柳は好きなんだよな〜。 あとみなさん、赤の「2・0・0・0」と言う型物が数回あがったの、気づきましたでしょうか? 昨年から、そのようにあがる花火があると言う噂を聞いていましたが、やっと見れました。 と言っても、20しか確認出来ませんでしたが・・・。 最後は、雷のどかうちで終わりました。今回僕は、以下のように審査しました。相対的な点数ですので、前回低くつけすぎて、評価が悪い物もあります。
感動性(4)・美しさ(4)・デザイン力(4)・創造性(4)・音楽とのシンクロ(3)
僕の審査結果ですと、オーストラリアが15点、スペインが22点、カナダが19点で、スペインが優勝です。
回りの審査員の反応を見ると、スペインが良かったみたいですが、どうなりますかねぇ?
今後の花火で評価出来るかどうかわかんないけど、自分なりに以下の項目もあげておきます。
構成力(4)・クオリティー(4)・色使い(5)・テーマとの融合(4)
こちらも含めた総合得点は、オーストラリアが27点、スペインが39点、カナダが36点で、スペインが優勝でした。
実際にはこんなに差は無いと思います。 オーストラリアは点数低いですが、安易な点数を付けてしまったかもしれません。 後半の構成はなかなか良かったと思います。スペインは、シンクロがぴかいちでしたが、後半だれたような気がします。 カナダは、色使いが最高で、それにあわせた玉の使い方が絶妙でした。 あと、天候や風などの条件が違いましたが、これによって左右された所があると思います。 つくづく、花火の点数を付ける難しさがわかったような気がします。
#以下は、三脚を使わないで、船の上で審査しながら写しているデジカメ写真です。
記録程度に写していましてブレブレが多いですが、良かったらご覧ください。
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風車? |
玉の一部 |
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赤 |
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ライム |
紫 |
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白梅 |
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黄色 |
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柳 |
2000? |
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花火師と審査員 |