大会名 : 八景島スカイコンサート(スペイン)
地 域 : 神奈川県横浜市八景島
開催日 : 10月28日(土)
打上数 : 3000発前後
煙火業者: スペイン・リカルド キャバリエ社
テーマ : SPANISH VISIONS横浜八景島シーパラダイスのスカイコンサート「世界の花火グランプリ」、今日は2回目のスペインです。今日も当然審査員です。 (いきさつはオーストラリアのページを見てね。) 今回のスペインの花火業者「リカルド キャバリエ社」は、昨年あたりより花火大会であがり始めました、 人工衛星(UFO)の製造元の花火会社です。僕は今年5カ所で見たかな?? 直径30cm程のリングの八方に筒型の花火が斜めに固定され、その噴き出す推進力によって円盤が回っているような花火があがります。 玩具花火で言う小向陽花のようなあがりかた。 色は金と銀の2色かな?上まで揚がって終わりの物と、一回下がってまた上昇する物などがあります。 これは花火大会ではとても人気があり、大歓声があがります。 このUFO花火を大量に持ち込んで、日本にやってきました。 テーマは「SPANISH VISIONS」。スペインの風景と言う意味ですが、スペインの伝統と文化を感じて欲しいとのことです。 楽曲と詳しい解説は、丸玉屋のHPをご覧下さい。
今日は予報が夕方から雨。夕方を待たずして、ぱらぱらと雨が降ってきました。 今年はかなり花火大会に行っていますが、開始前に雨が降ってきたのははじめて。(・・・と思っていたら、東京湾が降りました。^^;) やだなぁと思っていましたが、みなさんの思いが通じてか、雨がやみました。良かった良かった。 UFOは大好きで、沢山あげてくれるだろうとは思いましたが、何と170発もあげるとの事。すげー。 でも、UFOだらけでどうなるの?と言う不安が・・・。
さて、スペインの花火ですが、もう大感激です。良かったです。 トラの尾やクロセットの使い方がとても綺麗で、曲にあわせた花火の緩急?のつけかたや、量の加減などが良かった。 乱玉は多くの色が使われており、イタリアの白梅or潮騒とか言われる花火も適度に使っていました。 色は全体的に情熱的な朱色が多かったかな? オーストラリアと違いわかりやすい選曲だったので、花火でイメージをしやすかったです。 各国から花火業者が集まるコンペの場合は、このようにわかりやすい楽曲の方が良いのではないでしょうか? 踊っている躍動感が伝わってきましたよ。 後半に入り、UFOを使った巧みな演出。数が多いと飽きそうですが、そこは製造元。他の花火と絶妙にあわせて、色々と変化のある演出でした。 変わった音も同時になりましたよ。満足。
全体的に大きな玉はあまりつかわれていませんでした。 ちょと気になったのは、同じ玉をちょっと長く使いすぎかなぁ?と感じました。 僕的には、激しくスピーディーなフラメンコ的なものがちょいと欲しかな?と思いました。 最後は、大量の雷で終わりを告げましたよ。冠もいいけど、これもいいですね。今回の審査は、審査員一同、感嘆の声を上げていましたので、前回より評価が高い事でしょう。 音楽がわかりやすかったし、音楽とのシンクロも良かったです。 僕は以下のように評価をつけましたが、みなさんはいかがでしたか??
感動性(4)・美しさ(4)・デザイン力(5)・創造性(5)・音楽とのシンクロ(4)
今後の花火で評価出来るかどうかわかんないけど、自分なりに以下の項目もあげておきます。
構成力(5)・クオリティー(4)・色使い(4)・テーマとの融合(4)
#以下は、三脚を使わないで、船の上で審査しながら写しているデジカメ写真です。
記録程度に写していましてブレブレが多いですが、良かったらご覧ください。
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トラ綺麗 |
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UFO |
ばんばんと |
あがりました |
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花火師達 |
花火師と審査員 |